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続 妖異博物館 (ちくま文庫)

07/30/2020 04:46:37, , 柴田 宵曲

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によって 柴田 宵曲
4.2 5つ星のうち3 人の読者
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内容(「BOOK」データベースより) 空を飛ぶ話、羅生門類話、離魂病、白猿伝、化鳥退治など、奇譚の数々を集めた『妖異博物館』続篇では、日本の古典のみならず中国の志怪にまで範囲を広げ、様々な怪異を取り上げる、動物変身譚や竜宮譚について比較考証を試み、怪異の系譜をたどってシェイクスピアやアポリネエル、『アラビアン・ナイト』にまで話は及ぶ。まさに融通無碍、博覧強記の不思議物語集。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 柴田/宵曲 1897(明治30)年東京市日本橋区に生まれる。開成中学を中退後、独学で俳句、短歌、文章に精進、ホトトギス社に入社し編集に従事。寒川鼠骨の知遇を得て『子規全集』編纂に尽力した。晩年、書肆の求めに応じて『明治の話題』『妖異博物館』正・続などを著し、話題を呼んだ。1966(昭和41)年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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昭和38年に青蛙房から出た単行本の復刊・文庫化。新仮名遣い、新字体に改められている。著者はホトトギス社で編集に携わり、のち『子規全集』を編むなど俳句関係の仕事で知られた人物。一方で大量の古典籍・漢籍を読み漁っていたことでも有名で、そのなかから妖怪、怪異な現象などについてまとめたのが本書。続編で取り上げられているのは、月の話、宿命、竜宮類話、虎の皮など64個の話題。原典をそのまま引用するのではなく、要点だけをまとめ、似たような話を比較して、簡単にコメントを加えるという形式。正編に比べると、中国の話が多くなっている。自然と味わいも変化しており、彼我の怪異の違いを感じさせられる。非常に多くの文献が使われており、すれっからしの妖怪ファンでも楽しめること請け合い。上級者向けの本であり、かなり知識がないと、ちゃんと読めないと思う。

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