図書館の日本史 (ライブラリーぶっくす)
08/09/2020 04:45:28, 本, 新藤透
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によって 新藤透
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内容紹介日本人の隣にはいつも本があった― 図書館はどのように誕生したのか? 歴史上の人物たちはどのように本を楽しみ、収集し、利用したのか? 寄贈・貸出・閲覧はいつから行われていたのか? 古代から現代まで、日本の図書館の歴史をやさしく読み解く、はじめての概説書!内容(「BOOK」データベースより)日本人の隣には、いつも本があった―。図書館はどのように誕生したのか?歴史上の人物たちはどのように本を楽しみ、収集し、利用したのか?寄贈・貸出・閲覧はいつから行われていたのか?古代から現代まで、日本の図書館の歴史をやさしく読み解く、はじめての概説書!著者について新藤透(しんどう・とおる) 1978年、埼玉県熊谷市生まれ。2006年、筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、東北福祉大学教育学部准教授、(株)歴史と文化の研究所客員研究員。 図書館情報学、歴史学(日本近世史)専攻。 著書に、『図書館と江戸時代の人びと』(柏書房、2017年)がある。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)新藤/透 1978年埼玉県熊谷市生まれ。2006年筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、東北福祉大学教育学部准教授、(株)歴史と文化の研究所客員研究員。専門は図書館情報学、歴史学(日本近世史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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日本には、聖徳太子の時代から図書館があったこと。敗戦後に、どう変化したか。初めは文字の読める限られた人々だけのものであった図書が、今は国民一人残らず享受できる図書であり、図書館だ。著者は、一般の人、つまり日本全国の全員に向けて、この国の図書館の歩みを語ってくれている。語り口に、全然難しさがなくて、明るい空気に満ちているので、読む方も気楽で楽しい。昨今は「無料貸本屋」とバカにする声も聞こえたが、いまはどうだろう?その先へと変化してきている様子が語られる。古代の図書館・中世の図書館・近世の図書館・近代の図書館の4章の後に終章としてコミュニティとしての図書館の「復活」と題する約7ページがある。本書は、単なる図書館の歴史だけではない、生きている図書館、変化変転する図書館についての観察と展望があり、根底に図書に対する著者の愛情が感じられる。終章で紹介されている最近の「マイクロ・ライブラリー」は、実に新鮮で魅力に溢れている。興味深い方向だ。これは、個人や小規模な民間の団体によって運営される私設図書館のことで、アメリカから世界中へと広がりを見せている。本があり、人が集まる。本を読み、人と話す。素晴らしい展開。
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