色から読み解く日本画
08/16/2020 06:38:35, 本, 三戸 信惠
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によって 三戸 信惠
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内容紹介美しい日本画の作品に表された「色」を出発点に、 制作の経緯、画家の思いや人物像、時代背景などを読み解きます。 各章では、赤、青、黄、緑、金・銀、白、黒の 色が主役となっている作品を紹介。 「東山ブルー」、「元宋の赤」のような 作家の代名詞といえるような組み合わせはもちろん、 今まで知らなかった日本画家と色の意外な結びつきもわかります。 好きな色からでも、 気に入った作品からでも、 美術館の展覧会を気ままに見て回るように、 美しい日本画の色の世界をお楽しみください。 【本書で紹介する日本画家】 伊藤若冲/柴田是真/竹内栖鳳/横山大観/川合玉堂/菱田春草/上村松園/鏑木清方/松岡映丘/小林古径/川端龍子/土田麦僊/奥村土牛/小茂田青樹/福田平八郎/山口蓬春/速水御舟/山口華楊/上村松篁/橋本明治/東山魁夷/守屋多々志/奥田元宋内容(「BOOK」データベースより)色と日本画家との関係を読み解いていきましょう。本書では、色別に日本画の作品を掲載しています。「東山ブルー」、「元宋の赤」のような作家の代名詞といえる色はもちろん、日本画家と色の意外な結びつきも紹介します!商品の説明をすべて表示する
以下は、色から読み解く日本画に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本自体はそう大きいものではないが、意外と鑑賞性が高いのが嬉しい誤算だった。普通に画集として楽しめる。見開きページや拡大図版を活用するなど、なるべく大画面で細部の色使いや筆使いを鑑賞してほしい、という心意気がつたわってくる編集方針のたまものだろう。「色」を謳っているだけあって、印刷も自然な仕上がりだと思う。とうぜん解説も「色」のテーマを主軸にしているので、スッと飲み込みやすい。さりとて込み入った理論には入り込まないカジュアルな内容で、各画家の特徴から作品の見どころなど、コンパクトに要点がまとまっていて、楽しませてもらった。不満点は一部の作家のチョイス。個人的には20世紀以降生誕の作家の作品を何作もピックアップするのはやめてもらいたかった。彼らは日本画の道具こそ使っていても、ものの見方・捉え方・美意識が完全に洋画家のソレである上、日本画固有の技術もきちんと継承できていない。そんな彼らを過去の名人達と同列に並べるのは二つの意味で間違っているのではないか。まぁでも日本画に親しむきっかけとして良書である。こういう本がどんどん出版されたら嬉しい。
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