脳が読みたくなるストーリーの書き方
09/04/2020 03:14:19, 本, リサ・クロン
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によって リサ・クロン
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内容紹介 “心"ではなく、読者の“脳"を刺激せよ! テーマ、キャラクター、プロットの組み立て方を脳科学の観点から指南! 脳科学、神経科学、認知心理学……ゆるぎない事実に基づく、物語創作の新しい実践ガイド。 ☆デイヴィッド・イーグルマン(脳神経科学者)推薦! 脳はストーリーをどう認識するのか? そして、どのようなストーリーに夢中になるのか? 面白いストーリーは、私たちの意識を常に集中させ、他のことに気をそらせない。つまり、ストーリーを書くうえで重要なポイントとは、「次に何が起こるか知りたい」という脳の欲求を常に引き出し続けることである。それが欠落していたら、どんな美しいメタファーも魅力的なキャラクターも、読者を満足させることはできないのだ。 小説、映画脚本、短編などの実例を参考にしながら、脳を満足させるためのストーリーの書き方を指南する。人間の“認知的無意識"が明らかにする、物語創作の実践ガイド。 ───── ○まさか、こんな“神話"を信じて創作していませんか……? 「美しい文章は何にもまさる」 「物語で最も大事なのはプロット」 「登場人物を知る唯一の方法は、完全な経歴を書き上げること」 「感覚的な詳細描写は物語を生き生きとさせる」 「種明かしのためには、情報を伏せておくことが読者を引き込む秘訣だ」 本書ではこのような神話を退治し、脳(=読者)を魅了する物語の姿をお見せします。 ───── 【本書で参照される作品/人物(抜粋)】 ダ・ヴィンチコード/風と共に去りぬ/百年の孤独/リプリー/ユリシーズ/アメリカン・グラフィティ/ 市民ケーン/ダイハード/卒業/素晴らしき哉、人生! /リトル・ミスサンシャイン/メメント/ カッコーの巣の上で/めまい/羅生門/ザ・ソプラノズ/など アリストテレス/ダン・ブラウン/レイモンド・チャンドラー/アントン・チェーホフ/ エミリー・ディキンソン/アルバート・アインシュタイン/T.S.エリオット/ F・スコット・フィッツジェラルド/E・M・フォースター/エリザベス・ジョージ/ゲーテ/ ヘミングウェイ/ヒッチコック/デイヴィッド・ヒューム/ジョン・アーヴィング/ ジェイムズ・ジョイス/ユング/エルモア・レナード/サマセット・モーム/ マーガレット・ミッチェル/クリストファー・ノーラン/ハロルド・ピンター/ プルースト/J.K.ローリング/シェイクスピア/など 出版社からのコメント ☆米国の各メディア、著名人からも絶賛の声 「出版界のベテラン、そしてテレビ界のプロとして、著者リサ・クロンはストーリーテリングを熟知している。 彼女の魅力的かつ心理学的アプローチは、読者に斬新なテクニックをもたらすであろう」 ──『WRITER'S DIGEST』 「毎晩、読者にページをめくり続けてもらうために、いかにして説得力のあるストーリーを作ることができるのか? その答えは、神経科学の観点から物語を説いた本書に記されている。脳科学を応用した小説家のための新しい指南書だ」 ──アーニー・クーパー(詩人・小説家) 「創作者としてだけでなく、ビジネスシーンのストーリー・コンサルタントとして、私はいつも、物語構築に関わるスキルの指導方法を模索している。 本書では、脳の構造を理解した方法論が物語創作において極めて有用で、インスピレーションをもたらすことを明らかにし、その基本的な原則を読者に提示している」 ──マレー・ノッセル(Narativ社 創設者) 商品の説明をすべて表示する
脳が読みたくなるストーリーの書き方を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
小説であれ、映画であれ、それが「物語」ということに変わりはない。この本の読者は基本的には「物語」を創作しようとしているはず。では、そもそも「物語」とは何なのか。この本の中にはその根本的な疑問に対する明確な答え=定義がある。「では物語とは何か?困難なゴールに到達しようとする誰かに対し、起きたことがどう影響するか、そしてその誰かがどう変化するか。それが物語だ。物書きの世界ではなじみ深い言葉を使ってわかりやすく並べてみると、以下のようになる。”起きたこと”とは、プロットのこと。”誰か”とは主人公の事。”ゴール”とは、いわゆるストーリー・クエスチョン〔物語のなかで解決されるべき問題〕のこと。”その誰かがどう変わるか”とは、これは何についての物語なのかということ。」(P26より抜粋)その定義に従って、以下本書は構成されている。「物語とは、ただ何かが誰かに起きた記録でもない。もしそうなら、見知らぬ誰かが大まじめに書いた、毎日の買い物の偽りない記録を読んでも楽しめるはずだ――しかしそうはならない。」物語が単なる記録ではなく、ドラマチックな場面の連続でもないということ、「物語」をつくるために必要な要素を基本的なことから解説してくれている。人間が無意識的に「面白い」と思うものこそが物語であり、その物語にはある一定のルールや法則(「物語の基盤となる潜在的な枠組み」P14)があるという。そして「この枠組みを持つ物語なら、どんなに頑なな読者の度肝も抜くことができる」のだそうだ。一読する価値のある本。
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